小さな町にある酒の蔵元のひとり娘の久乃と、今は東京に住むこの町の旧家の長男である礼郷。 別々の人生を歩くはずだったふたりが出会い離れられない思いへと変わっていく。家族、家庭、仕事、 ふたりに絡むどうすることのできない事情。愛し合っているからこその苦しい恋。それでも冬の季節が 来るたびに咲いては落ちる椿の花のように。 白 椿 しろつばき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 紅 椿 べにつばき 1 2 3 4 5 6 7 紅白椿 こうはくつばき 1 (完) 2009.01.26〜2009.06.22 |